食べておいしい食べ終わってじんわりおいしいものお腹にやさしい良質の油分と糖分を日常に

ブオーノイタリアアルバム~ヒストリー

history

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シルヴィオ・ピエルサンティが撮りためた写真の中から
ホームページの表紙に選んだ写真集です。
コメントはピエルサンティが書いています。
更新の日時を振り返るとその時々の店の気分が出ています。
見る人それぞれのイタリアができるとよいと思います。

2012年10月
2012年9月
夏 畑のトマトの瓶詰めです
2012年8月
ひまわり畑が続く道
2012年7月
2012年6月
アメリアの古い街並み・坂を延々と上がると教会があります
2012年5月
鶏の丸焼き~一緒に焼くジャガイモがこれまたおいしいのです~
2012年4月
田舎の一本道
2012年3月
オリーブの木も雪をかぶっています。春までもうすぐ
2012年2月
仲良しの3匹。どこまでも走る
2012年1月
オリーブの収穫が始まっています
2011年12月
寒くなってポロネギがおいしくなる頃です
2011年11月
美しい丘陵の中の街
2011年10月
もうすぐ薪ストーブの季節です
2011年9月
2011年8月
7月、暑さが和らぐ夕暮れ時
2011年7月
暑い時の一品
2011年6月
トンボラVSいのしし
2011年5月
春、石造りの家
2011年4月
2011年3月
ローマのバール
2011年2月
トンボラ
2011年1月
この辺りの原種のトマト
2010年9月
色づくオリーブ
2010年11月
2010年10月
ある貴族の庭園
2010年9月
私の作った生ハム
2010年8月
7月 黄色に染まるひまわり畑
2010年7月
ウンブリアの忘れられた家
2010年6月
緑の中の小さな船
2010年5月
~春野菜一番の楽しみ~アーティチョーク
2010年4月
石畳の街並み
2010年3月
アスコリ ピチェーノ
2010年2月
書斎からの風景
2010年1月
プレゼーペ
2009年12月
栗まつり
2009年11月
中世の街がそのまま残るビティリアーノ
2009年10月
9月のいちじく
2009年9月
ウンブリア晩夏
2009年8月

ウンブリア晩夏

ウンブリアのひまわり

ひまわりはウンブリアの夏を彩る。なだらかな丘陵一帯が金色で覆われ、まぶしい太陽の日差しがさらにその色をあざやかに見せる。ウンブリア州特有の、薄い黄土色をした石造りの家の色とともに自然に溶け込んで、ところどころ緑色のオリーブ畑が大変美しい。まるで初めて見たときのように毎年感動し、心を快活にさせてくれる。

9月のいちじく

いちじく

庭で採れたいちじく。この家を最初に訪れた時、庭にたくさんなっていた。木からもいで食べてみると、とびあがるほどのおいしさだった。こんなにおいしいいちじくを毎年食べられるなんて!!!と心が躍った。庭仕事をしながらおやつに食べるときの幸せ感といったらない。バケツに何杯もできるので、ジャムを作り、くるみといちじくジャムのタルトを焼いたりもする。こんなにたくさん実をつけるまで、いったい何年かかるのか、ずっと前にこの木を植えてくれた人に感謝する。

中世の街がそのまま残るピティリアーノ

ピティリア―ノ

秋のピティリア―ノ。トスカーナ州マレンマ地方を旅行した時です。僕たちの住むウンブリアからおよそ150km西へ進むと、ミステリアスで魅力的な街がいくつも見えてきます。古代ローマよりさらに前の時代、高い文明をもったエトゥルリア人が築いた街。アーチ形建築や鉱物の採掘・加工などを古代ローマ人に教えたのも彼ら。夕方この街を外側から見ると、息を飲むような素晴らしく印象的な街の外観を見ることができる。紀元前2300年も前に築き上げられた街は、夕日に染まると凝灰岩が赤茶色にそまり、鮮やかな色彩効果に文字通り息をのむのだ。

栗まつり

栗まつり

栗は自然の恵みの中でも実にうれしい食べ物である。いちぢくやキノコと一緒で、自然を身近に感じ、なんだか楽しくなってくる。ウンブリアの我が家のまわりには、広大な栗の木の山が広がっている。樹齢何百年もの大きな栗の木は、今まで味わったことのなかった濃い味の実を届けてくれる。11月になると、いくつかの小さな村がそれぞれの栗祭を開催する。豚肉を栗のソースで煮込む料理は僕の一番のお気に入りだ。そして栗をそのまま贅沢に使ったお菓子の数々、出来上がったばかりの赤ワインと一緒に食べる幸せは格別だ。

プレゼーペ

プレゼーペ

神の子は、とても貧しい両親のもと、厩の中で生まれた。この子は真冬の寒い中、牛やロバの体温で寒さから守られた。こんな魅力的な話は、ジョットやフィリッポ・リッピ、ピエロ・デッラ・フランチェスカ、イル・ペルジ―ノ、デューラー、レンブラント、ルーベンス他、多くの大芸術家が作品に残している。最も絵になる場面、マリアとジュゼッペが牛や馬のワラに囲まれ、生まれたばかりの子を見守る。我が家ではこの場面をkyokoが紙ねんどで作ってくれた。毎年クリスマスが近くなると、クリスマスツリーと一緒にこのプレゼーペを飾るのが楽しみである。

書斎からの風景

書斎からの風景

毎朝この書斎の窓を開けるのが日課になって何年も経つ。にもかかわらず、毎日この眺めの美しさに驚く次第だ。仕事机にゆったりと腰をかけると目の前になだらかな丘陵がアメリアの方まで続いている。この素晴らしい景色は季節ごとに様々な表情を織りなす。緑のオリーブ畑、樫の木、栗の木、あでやかな黄色のひまわり畑やエニシダ、野生の菜の花、黄金色の小麦畑、耕したばかりの茶色い土の色、小さな川沿いに続く白い西洋サンザシなど。地質学者の話では、百万年ほど前には、この渓谷は湖があったそうだ。時々深い霧に包まれた朝、山のてっぺんだけが見え隠れしていると、まるで何百年か前の景色をみている気分になる。

アスコリ ピチェーノ~冬の特設スケート場~

アスコリ ピチェーノ~冬の特設スケート場~

イタリア中部、マルケ州にあるアスコリピチェーノ。真冬、中世の街並みが残る美しい広場でスケートをすべるのもまた、楽しい体験だ。哲学者ジャン・ポール・サルトルは、この街の中心街を歩くと、まるで美術史の百科事典をめくるようだと記している。

石畳の街並み

石畳の街並み

ウンブリア独特の石の家の並び。白い石、レンガ、樫での木できた重厚なドア。すべてその土地で採れる材料を使っている。100年~200年前に地元の農家の人々が、自分たちのために自分たちで作った手作りの家。古い家は地震にも耐えることができた頑丈な家。イタリア人は古い家を修復しながら住むのが好きだ。

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