ウンブリア便り
ペルージャ外国人大学今日の出来事
今日はちょっと、写真はないのだけれど、
ペルージャ外国人大学の授業の話。
息子:今日は大変だったよ。先生がイスラム教を一括りにして
ディスったからトルコ人の生徒二人と人権派のフランス人女子が
切れて途中退出してすごい重い空気になった。
私: えーそれはすごい展開。なんてディスったの?
先生はトルコ人がいるってわかってて言ったの?
息子:過激派がどうとか、キリスト教徒に迷惑かけてるとか。
もちろん先生もトルコ人がいるの知ってる。
私:それはちょっとひどいね。長い歴史の中で
キリスト教徒の関わりは大きいし、何より
イスラムを一括りにするのはおかしいって言って
やればよかったのに。
息子:トルコ人切れすぎて介入の余地なかった。
めっちゃ叫んでいた。
私 :Vai a quel paese 的なこと?
先生生徒が出て行った時どうしてたの?
息子:まあそんな感じ。
そりゃもう気まずい顔してたよ。
みんなもどうすればいいかわかんないって
感じだった。
私: そこでみんなで議論すればよかったのに。
ということが起こったそう。私が語学学校に行っていた20年前は
議題が「ジェラシーについて」とかだったから割と平和だったなあ。
あまり喋れなかったから一言「可愛いジェラシーもある」で終わって
しまった。
今はいろんな国の人が集まると緊張感も生まれる時代。
外国人大学の先生なのに、もうちょっと深い考察の上で
喋ればいいのに、ちょっと一方的・・・。
まあでも留学ならではの出来事です。