イタリアで私の本が出版されてから約３週間。ウンブリアの日刊紙、コリエーレ・デル　ウンブリアに、半ページ全面、ドーンと写真入りインタビューもでました。あとミラノのレプッブリカ紙（２紙はイタリアでいう朝日と毎日みたいなもの）や、これから主要全国紙（雑誌も含む）にいくつか書評が載るらしく、いろいろインタビューを受けました。

インタビューが載った新聞がでた日、近所の人や村の新聞屋のおばさんに何か言われるかなあとちょっと期待していたら、この近所の人、新聞読まないみたいで記事のことは誰も知らなかった。イタリアでは日本程新聞を読む人が多くないようで、特に田舎ではニュースはテレビでという人が多い。仕方がないから、「ちょっとこれみてよ」と自分でインタビュー記事を見せてまわった次第。とほほ。

ローマの書店いくつかをまわって本がでているか探したら、最初の書店では「まだ届いていません」。２店目「今届いて並べるところでした。ちょうどこの本買おうと思ってたのよ」と書店員に言われてうれしくなる。３店目、「先日届いたけど、全部売り切れたよ」。ヤッター！
いずれもローマ中心部の大きな書店なのだけど、出版されて３週間近く経つのに届いてないところもいくつかあって、出版社がミラノとはいえ、遅い・・・。

日本とは違うイタリアの出版事情の一部でした。