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ウンブリア便り 〜 Kyoko's Diary
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Kyoko's Diary
 
豚肉を揚げずに香ばしく
2007年11月21日(水) 

いい色に焼けました
いい色に焼けました
 先日、近所の肉屋さんで牛肉を買っている最中、となりにいたおばさんがどんな風に料理にするか肉屋のおばさんに説明しているのを聞いた。私の番が終わったので、聞き逃したところをもう一度説明してもらうと、あまり脂っこいものを食べないようにしているそうで、トンカツ用のロース肉は油で揚げずに、塩で味付けしたあと直接パン粉をまぶし、オーブンシートを敷いた皿に入れてオーブンで焼くのだそうだ。ローズマリーを刻んで上にまぶし、肉を焼いた時にでてくる脂で揚げたような感じになるのだ。

 なるほど、それはいい考えだと思い、早速家でやってみることにした。オーブンの温度は180度くらいで、骨付きのロース肉をだいたい30分くらい焼く。途中からこんがりといい匂いがしてきた。
 “小麦粉―牛乳と卵―パン粉―油で揚げる”過程を除いてできることもうれしい。あと片付けが楽な上に大変香ばしくてさっぱりしている。それに骨付き肉は骨の周りに火が通りにくいため、中火でじっくり焼くこの方法だとしっかり焼ける。

 ローズマリーの香りと、レモンをかけて食べるのがイタリアらしい。トンカツソースもいいけどね。パン粉に刻んだローズマリーを混ぜ込んでまぶすと、さらに香りがでるので次回はそうしてみよう。

 イタリア人の主婦の話を聞いて思うのは、雑誌やテレビなどで紹介されている料理と、普通に生活している人々の食生活とにギャップがあることだ。多くの人がより健康的にと工夫しているように見える。材料が和食に比べるとこってりしたものが多い分、あれもこれもとやっていくと
大変なのだ。
 
                          今日子





   

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