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ウンブリア便り 〜 Kyoko's Diary
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パスティッチョ ディ マッケローニ
2006年8月12日(土) 

焼きたて!
焼きたて!
今日は残り物と旬のトマトを使ったナポリ料理を作った。
小さめの肉団子がたくさん余っていたので、これをトマトソースのパスタに
混ぜてオーブンで焼く。冷蔵庫の奥にあった3日前のモッツァレッラチーズも
一緒に使う。

イタリアの肉団子は、パルメザンチーズをたっぷり入れる。牛肉が子牛の
赤身肉でさっぱりしているから、パルメザンチーズでコクをだすのだろう。
さっぱりしているのに味わいがあって、トマトソースと実によく絡む。
この料理はわざわざ肉団子を作ってからさらにソースを作り、パスタを茹でて
オーブンで焼くのは大変なので、肉団子を多めに作って次の日か2日目に
余ったもので作るのがお勧めだ。

ナポリの料理は濃い。誰もが思い浮かべるイタリア料理の味だ。ナポリ独特の
派手で誇張された性質が料理にも表れているなと思う。今食べ終わって書いている
のだが、食べ過ぎで芋虫のようにもがいている様子を思い浮かべてほしい。

作り方は簡単で、旬のトマトをたっぷり使ってシンプルなソースを作る。
トマトを沸騰した湯にサッと通して野菜こし器でこしてしまう。
キャセロールにオリーブオイルを半カップ入れ、ニンニク2個を丸ごと炒め、
香りがついたらこしたトマトを入れ、水分を飛ばしながら中火で20分程煮る。
味付けは塩とバジリコの葉を5、6枚入れただけ。

次に冷蔵庫に入れてあった肉団子をソースに入れて温め、茹で上がった
ショートパスタを和える。ショートパスタはマカロニでもいいけれど、
中にたっぷりソースが入るよう、穴が大きめのリガトーニなどがお勧め。
さらに、小さめにちぎったモッツァレッラチーズをたっぷり入れて混ぜ、
最後に上にパルメザンチーズをかけて高温のオーブンで焼く。

グツグツ煮えて上にこんがり焼き目がついたらできあがりだ。
夏のひと際香り高いトマトソースにモッツァレッラチーズが
トロ〜リ溶けて、肉団子も余り物とは思えないほど豪華な味で、
パンチの効いたおいしさだった。

*パスティッチョとはイタリア語ででたらめとか混乱、ゴタゴタと
いう意味がある。なんでもかんでも余り物を混ぜたパスタということで、
オーブンで焼いたパスタ料理に使われる。

                      今日子



   

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