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Kyoko's Diary
 
パプリカソース
2005年12月10日(土) 

パプリカソースのパスタ
パプリカソースのパスタ
今日はカポッチ家の6歳のガブリエーレが遊びにきた。息子と一つ違いで小さい頃から大の仲良しだ。遊んでいるうちにお昼ご飯を一緒に食べようとひらめいたらしく、私に相談にきた。「もちろんいいよ」と言って母親に連絡させ、了解を得たものの、はて、何を作ろうかと考えた。

ピエルサンティ家はお客さんが多いのだが、私が自分でもちょっとだけエライと思うのは、来たお客さんの好みや食事の傾向をいちいち覚えていることだ。食べ物について、皆本当にそれぞれの持論をよく語る。そんなときは耳を傾けてすっかり覚えることにする。大きくわけても、この人はレストラン系の味が好きな人だな、とか、この人はものすごく健康に気を使って濃い味付けや脂っこいものを嫌う人だな、というのから始まって、アレルギーやらなにやらとにかくいろいろある。嫌いなものや苦手なものを作ってしまうとせっかくの食事がつらいものになってしまうし、なにより皆が喜んで食べてくれるのを見るのはうれしい。小さい子供でも同じことだ。今日はガブリエーレの好きなもので、息子も好きなものということで、パプリカのソースのパスタを作ることにした。

普段はパプリカをゴロゴロ大きめに切ってトマトと一緒に煮込むのだが、今日は煮込んだあとにフードプロセッサーにかけてパスタと和えることにする。この野菜を柔らかく煮てフードプロセッサーでソースにする方法は、野菜が嫌いな子供にもすんなり受け入れられる、応用のきく方法である。

夏に保存用に作った瓶詰めのトマト(これはつくづくありがたい)と、大きめのパプリカを1個、ザクザクと切ってオリーブオイルとニンニク、今日はマジョラムとタイムを香りづけに使って弱火で煮込む。ソースが出来上がったら茹でたペンネを和えてパルメザンチーズをたっぷりかけて出来上がりだ。なめらかで濃厚なソースがパスタによく絡んで、子供たちも大喜びだった。

*昨日チェーンメールで、友人からあるアドレスが廻ってきました。受け取るのにかなり時間がかかりますが、あんまり面白かったのでここにそのアドレスを載せます。イタリアとヨーロッパ諸国の違いを笑い転げるほど面白く作ってあります。時間があったらぜひ見てみてください。制作者はイタリア人のBruno Bozzettoさん。すごい!

http://www.infonegocio.com/xeron/bruno/italy.html

今日子


   

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