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Kyoko's Diary
 
プラムパイ
2005年7月10日(日) 

プラムパイ
プラムパイ
今日は息子の大親友のカポッチ家(隣の)のガブリエーレ(6歳)が遊びに来た。いつも面白い子供だが、今日はこれまた面白かった。Tシャツになにやらベットリ茶色いものがついているのでどうしたのかと聞いたところ、「ウサギの血がついちゃったんだよ」とサラリと答えた。今日はウサギを絞めたらしいが、茶碗一杯分の血をかけたような後で、着替えもしないで一日中そのTシャツで過ごしていた。そういえば、彼が2歳くらいの時、何か持って歩いているから「何持っているの?」と近づいて行ったら、絞めたばかりの鳩の首をつかんで歩いていて仰天したことがあった・・・。ガブリエーレ、すごい。

話は変わって、今日はたくさん余っていたプラムのパイを作った。プラムは種を抜いてフライパンで砂糖と一緒に炒める。バターも何も入れないで、強火で炒める。途中で水分がたくさん出るので、少し捨てないとプラムソースになってしまう程だ。かなり酸っぱいので味見して砂糖の量を加減するとよい。じわじわ炒めるとジャムとになってしまうので、さっと炒めてプラムの形を残しておくのがよい。

パイ生地は、小麦粉400gにバター150gと塩、少量の砂糖を入れてフライ返しか何かでバターが小さくなじむまで切るように混ぜる。混ざったら水を少量ずつ雨が降るように入れ、全体にザックリと混ぜて丸くまとめる。水の量は小麦粉がかろうじてまとまるくらいでよいので、たくさん入れてべちゃっとならないことが大切だ。こうすることでパイ生地がさくっとなる。

休ませたパイ生地を2等分し、パイ皿にオーブンシートを敷き、やや厚めに伸ばした生地を敷く。次に冷ましておいた火を通したプラムをたっぷり入れ、残りのパイ生地を同じように伸ばして蓋をし、220度のオーブンで焼き目がつくまでしっかりと焼く。

甘酸っぱいプラムがたっぷりのパイは、味も濃くてインパクトが強いので、中身に負けないよう、パイ生地はハードな感じにした方がおいしい。

夕方のおやつに、外にでてお茶を飲みながら食べることにした。子供達も喜んで食べてくれた。私はガブリエーレのTシャツが気になってしかたがなかったが、本人はまったく気にもとめていないようだった。

今日子


   

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