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ウンブリア便り 〜 Kyoko's Diary
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Kyoko's Diary
 
パン作り
2004年10月23日(土) 

パンの先生が日本から遊びに来ている。彼女はもうすぐ雑誌、家庭画報での通販も始める、実力のある人だ。今回はイタリアの家庭でパンを作ってみるということで、さっそく作ってみた。

1週間近く前からこちらで干しぶどう、イチゴ、洋梨で天然酵母(日本で作り方を教えてもらった)を用意しておいた。しかし来て実際に見てびっくりだった。やはり、日本の材料と分量でやっているのとまったく別物ができていたのだ。

干しぶどうの天然酵母はわりといい状態で、いつも安定しているのだが、イチゴと洋梨は日本で教えてもらったレシピで作っても、水分が多くなりすぎ、随分と粉を加えて固くしなければならなかった。やはり、水や小麦粉、気候の違いが原因だという。

そういえば私も日本に帰国した時に、店で日本の材料を使ってフォカッチャを焼いてみてショックをうけたことがある。今までの経験で身に付いている感触と全く違い、出来上がりも別物だった。これだけ材料の質が違うと、同じ分量のレシピではうまくいかないということだ。

と言う訳で、レシピとは別に、自分の手で試しに固さを調節しながら作ってもらった。第一弾は息子が日本で食べたメロンパンがもう一度食べたいということで、メロンパンを焼いてもらった。すばらしくおいしいメロンパンで、大感激だった。明日は全粒粉のパンや、こちらであまりおいしくない食パンなどなど、いろいろと教えてもらうつもりだ。そして近所のパン屋さんの見学や、ローマのおいしいパン屋さんの見学も予定している。

それにしても、つくづく自分で触ってたしかめることが大事だと勉強になった。

今日子


   

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