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Kyoko's Diary
 
サルティン ボッカ
2004年8月4日(水) 

今日は久しぶりにサルティンボッカを作った。サルティンボッカは1口大の牛肉の薄切り(3ミリくらいの厚さ)に生ハムとセージの葉をのせ、つまようじでとれないようにとめてフライパンにバターで焼く。

こちらの牛肉は赤身の淡白な肉なので、生ハムの旨味が一緒になって深い味わいになる。生ハムや生ソーセージの中身、ベーコンなど熟成した肉は旨味が強いので普通の生肉と一緒に食べるとよりおいしくなる。よくミンチに混ぜたりもする。

セージは香りがきついが油で焼いたり揚げたりするとちょうど良いおいしさになる。生ハムを使うのはもったいないという場合は薄切りベーコンでもできると思う。

サルティンボッカとは、直訳すると口に飛び込んでくるというような意味で、あんまりおいしいので次から次へと口に入れてしまうということだ。イタリア料理の名前は面白い名前がたくさんある。

有名なティラミスは、tira mi su(ティーラ ミ ス)で直訳すると私を上に引っ張り上げて、という意味だ。どこからこの名前がきたかと言うと、ヴェネト州の売春宿で元気がない男達の売春婦が精力がつくようにと卵やこってりしたマスカルポーネチーズ、興奮剤にエスプレッソを、といろいろ工夫をして出来上がったレシピなのだ。

他にもいろいろ面白い名前があるので、今度リストにしてみたいものだ。

今日子


   

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