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Kyoko's Diary
 
トマトのスパゲッティ
2004年8月3日(火) 

毎日トマトがおいしくてうれしい。収穫したトマトは、4、5日置いておくとより熟して皮がすっとむけるような状態になる。こうなると、トマトソースに適したトマトになる。

毎日ブルスケッタやトマトサラダやらお米の詰め物やら、数々のトマト料理を楽しんでいるけれど、やはりトマト料理の王様と言えば、夏の熟したトマトを使ったトマトソースのスパゲッティだろう。

トマトはサンマルツァーノやパキーノなどを使う。原種ではなくなっていると言っても、やはり店で買うトマトよりは何倍もおいしい。見た目も真っ赤で肉厚で、水分も少ない。火を通すと、普段のトマトのように水がでないからよくわかる。水っぽくしないため、畑でもあまり水をやらないようにするのがコツだ。

フライパンにニンニクを2個とオリーブオイルを入れ、タイム、オレガノ、マジョラムなどの乾燥の香草を炒める。トマトの皮を包丁でむく(湯むきしなくても、熟れてるから簡単にとれる)。むき終わったら熱しておいたフライパンに入れて15分ほど炒める。塩を入れ、生のバジリコをたっぷり入れてあたたまったら火を消す。

コツはやはりあまり炒めすぎないことだろう。これも、水分が多いトマトだと蒸発させるために長いこと煮てトマトのビタミンや栄養、香りなどがとんでしまう。

スパゲッティと和えて食べると、もう本当に気が狂いそうにおいしい。シンプルで何の細工もしていないソースだが、ほのかに甘みがあり、アルデンテのスパゲッティとの相性はこの以上ないほどあっている。これを食べられたら夏はもうなんでも良いと思ってしまうのだ。

今日子


   

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