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Kyoko's Diary
 
保存のリンゴ
2004年8月2日(月) 

毎日収穫した野生のリンゴの保存で忙しい。小さいリンゴなのでいちいち皮を剥いて種をとることがむずかしい。そのため野菜や果物の種抜き用の器具を使って芯をくりぬいて使う。

昨日はコンポートを1kgの瓶に4本作った。芯をくりぬいたリンゴを丸のまま砂糖と水で煮るだけだが、固めに茹でておいてあとでケーキを焼くときなどに使うのもよい。おいしい豚肉が手に入った時はこのコンポートを豚肉と一緒にオーブンで焼くのもすごくよい。

保存は中身を詰めて蓋をし、水から煮て沸騰してから20〜30分強火で煮る。これで何年でも保つ。

今日はリンゴのジャムを作った。これは芯をくりぬいたあと、小さめに切って(皮付きのまま)砂糖と一緒に煮る(リンゴは砂糖に一晩つけておくとよい。甘さは好き好きなのだが、あまり砂糖が少ないと瓶を開けてからカビが生えやすい)。

1時間くらい中火でこげないように煮たら、冷まして半分ミキサーにかけ、半分はリンゴの形を残しておく。このジャムがこっくりしてものすごくおいしい。味が濃くてペクチンなど入れなくても、とろりとしている。朝食にパンに塗るのもいいし、カレーの隠し味にしてもよい。

なかでも私が好きなのはチーズと一緒に食べるのだ。ハチミツや果物のジャムはよくチーズと一緒に食べるのだが、チーズのコクと塩味、リンゴの甘みと酸味が混じってとてもよくあう。バターとジャムを一緒に食べることを考えると、やはり乳製品とジャムはよくあうのだ。

保存の仕方はコンポートと一緒で煮沸する。1kgの瓶が4つできたのでこれも来年まで大事に食べたい。

しかしまだバケツに2杯はあるので、次はアップルパイとリンゴ酒をつくる。芯を抜く作業はとても大変だが、私はこういう単純な作業を繰り返してぼーっとするのが以外と好きなのだ。

今日子


   

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