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Kyoko's Diary
 
トマトとお米の詰め物
2004年8月1日(日) 

3種類植えたトマトの大きい実がなるタイプが熟れ始めた。このトマトは香りが強くて、グリーンサラダの感覚で食べる人も多い。

赤くなると大きさを利用して、夏だけおいしいレシピ、お米を詰めてオーブンで焼いた料理を作る。名前はポモドーリ アル リーゾという。

作り方は、トマト10個の上の部分を少し切る。この部分はあとでふたとして使うので残しておく。トマトの中身をスプーンでくり抜く。あまり皮が透けるまで実をとってしまうと崩れるしおいしくないので3ミリは残しておく。

ボールにくり抜いたトマトを5ミリ角に刻んだもの、トマト1個につき大さじ一杯の米(もちろん生で洗っていないもの。リゾット用の米がよいだろう)、生のバジリコ、イタリアンパセリ、を刻んだもの、乾燥タイムやオレガノをお好みで、オリーブオイル半カップ、塩小さじ2杯、ニンニクを1個、ニンニク潰し器で果肉だけをだしたものを全て混ぜておく。お好みでペペロンチーノを入れておく。

それを中をくり抜いたトマトに詰め、とっておいたものでふたをする。オーブン用のお皿にトマトを敷き詰め、ジャガイモを太めのタンザク切りにして隙間にたくさん詰める。最後に上から塩とオリーブオイルをたっぷりかけて200度のオーブンで1時間焼く。

大事なことは、トマトに水分が多いので、中身をくり抜いてしばらくすると中に水がたまるので、それを捨てること、塩味をしっかりつけておくことだ。

焼き上がったらすぐ食べるのではなく、1日休ませた方が味がしみてずっとおいしくなる。冷たいまま(常温でおいておいたもの)を食べるが、少し暖めてもおいしい。ジャガイモにトマトの汁がしみ込んでいて、ついジャガイモの方をたくさん食べてしまうくらいだ。

青臭い、香りの強いトマトがイタリアでも少なくなってきている。トマトがおいしくないとあまりうまくいかないので、作るときはいいトマトを見つけてほしい。

今日子


   

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