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Kyoko's Diary
 
庭のリンゴ
2004年7月28日(水) 

庭のくだものが旬をむかえている。うちにあるのはイチジクの木、スモモの木、野生のリンゴ、モモの木、イチゴにラズベリーである。

今年は野生のリンゴとスモモが大量にできたので、そのまま食べる以外にもなにか作らなければならない。すももは木になっているものを熟れてからもぎ取って食べると、果汁がたっぷりで甘酸っぱくて柔らかくてスーパーのものとは比べ物にならないほどおいしい。

今日は野生のリンゴを収穫したのだが、そんなに大きくない木なのにバケツに5杯は採れた。摘果もしていないし化学肥料も殺虫剤も使っていないこのリンゴは、実は小さくて見た目は悪い。しかし味は普通のリンゴが水っぽくて食べられなくなる程濃い。酸っぱくて固いのでお菓子作りにも最適だ。

この木はこの家に引っ越して来た時にはすでにあり、植木屋さんにこの木はもう古いのでもうすぐ死んでしまうだろうと言われた。しかし果物の木は古くなると子孫を残そうとして若いときよりもっと実をたくさんつけるのだそうだ。

採れたリンゴは種をくりぬいて皮ごとオーブンで焼く。中にバターと砂糖、シナモンやクローブをちらしてアルミホイルにつつんで強火で焼く。

できてくるとリンゴの甘い香りがしてくる。焼けると皮までやわらかくなって丸ごと食べられる。近所の子供たちは市販のおやつより採れたての果物の方が喜ぶ。慣れ親しんだ味はどんなスナック菓子よりもいいのだろう。

他にリンゴのジャムを作ったり、アップルパイを焼いたり、それでもまだまだあるので今年はリンゴ酒に挑戦してみようかと思う。

今日子


   

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