暑い時に食欲のわくパスタのレシピ。畑にある夏野菜で、トマト4、5個、ズッキーニ1本、ニンジン1本、ピーマン1個(できれば赤、黄)、などをミキサーにかける。バジリコ、タイム、オレガノなどの香草(生でも乾燥のでも)とアンチョビ2、3本、ペペロンチーノ、オリーブオイル、塩を入れてさらにミキサーにかける。ニンニクは潰し器で潰したものを小さじ一杯程入れる。お好きなら一かけ全部入れてもいいだろう。
これで出来上がりだ。ガスパチョ風のソースで、他にキュウリやセロリなどをお好みで入れてもいいだろう。さっぱりしていてスパイシーで、すっきり食べられる。パスタは太めのスパゲッティ12番などか、ペンネなどのショートパスタがよいだろう。日本風にできたソースを冷蔵庫に入れて冷たくし、茹でたパスタも冷製にしてもよい。栄養をつけたければパルメザンチーズを上にかけてもよい。野菜が水っぽい場合は、パスタを和えた時に水をすって膨張した感じになってしまうので少し水を捨てた方がよい。
この間店のお客さんにアンチョビをパスタに入れたのだけれど、ちっとも味がしなくて大量にいれちゃったわよ、と言われた。
アンチョビは様々なパスタのソースに2、3本、多いときで5本くらい入れるが、そんなにものすごくアンチョビの味のソースになるわけではない。ソースに入れるときは、あくまでもソースの味に深みをだすという意味で使う。化学調味料や固形や粉末のブイヨンを使わなくても十分に豊かな味になるのだ。
今日子 |