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ウンブリア便り 〜 Kyoko's Diary
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Kyoko's Diary
 
嫌われている動物
2004年5月25日(火) 

ここのところ近所の家畜が被害にあっている。ニワトリや、アヒル、子猫などが動物に食べられてしまうのだ。

なんの動物か誰も見たわけではないが、アヒルが全部食べられていたりするのでたぶんキツネか何かだろうと思われる。

あとは林に住んでいる大きなネズミが子猫を食べてしまったりというのもある。

ニワトリはタカに持っていかれてしまったりということもある。みんな春になって子供が生まれたので、エサをたくさん確保しなければならないのだろう。しかしニワトリやアヒルは農家の人にとって大事な食料なので、特にキツネはとても嫌われている。私が時々見かけてかわいいと大喜びするのとはわけが違うらしい。

もし農家の人がキツネをつかまえようものなら即座に銃で撃ち殺されてしまうのだ。

他に嫌われている動物に、ヤマアラシがいる。ヤマアラシはもう少しするとできるジャガイモを山ほどたべてしまうのだ。ヤマアラシは以前夜家の前で見かけたのだが、体についている長いトゲトゲが夜の闇に銀色に光ってそれは不思議な生き物だった。大きさも猫よりちょっと大きいので、ハリネズミより迫力がある。

ヤマアラシを畑から守るのは以外と単純で、彼らは30センチぐらいの柵があると、それをピョンと飛び越えることができないらしい。

ヤマアラシやハリネズミは昔から肉がとってもおいしいと言われている。どんな肉なのか想像もつかないが、夫が子供の頃、ローマで拾ったハリネズミをかわいがっていたら、近所のおじさんにうまそうだなあと言われて怖くなったと言う。私は誰か食べている所をみたわけではないが、近所の人も皆一様においしいという。これからも食べる機会がないことを祈るが・・・。

今日子


   

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