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ウンブリア便り 〜 Kyoko's Diary
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Kyoko's Diary
 
保存用アーティチョーク
2004年5月22日(土) 

そろそろ庭の畑のアーティチョークも終わりに近づいてきた。アーティチョークの花は最初にでてくるものが株の中心からでてくる一番大きいつぼみで、そのあと横からすこし小さめの花がどんどんでてくる。その小さい花はたくさんでるので、いっぺんに食べきれなくて保存することも多い。

保存の仕方は、うちではアーティチョークの花を例によって花びらがやわらかくなるまで剥いてきれいにし、それを白ワインとワインビネガーでヒタヒタになるまで覆い、落としぶたをして煮る。中にニンニク2カケ、メントゥッチャ(野生のミントの葉)、塩少々を入れ、沸騰してから柔らかくなるまで10分(採れたてだと早く煮える)煮る。

そしてそれらを冷まして水気を切った物をオリーブオイルに漬ける。アーティチョークがオリーブオイルからでているとそこから傷んでいくので、それだけ気をつける。

こうすると1年でも保つ。一般に出回っているアーティチョークの瓶詰めは大方このような方法で売られている。もちろん大量生産のものはこんなにおいしくはないが。

このアーティチョークは前菜にもなるし、ピザの上にのせてもよいし、肉料理の付け合わせにもなる便利な保存食だ。お客さんが来た時にうちで作っている物ですと言ってだすとイタリア人は喜んでくれるのでうちでは重宝している。

今日子


   

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