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Kyoko's Diary
 
イカとタコのパスタ
2004年5月14日(金) 

今日は金曜日で魚の日。イタリアでは金曜日と火曜日は魚を食べることが多く、息子の幼稚園のメニューも金曜日は魚になっている(といっても冷凍のメルルーサのフライばかりだが)。

魚屋も金曜日は大繁盛で、田舎の小さい魚屋だと朝のうちに完売になってしまう。毎日朝から夜閉店までいつでも新鮮な魚が手に入る日本と比べると変な感じだが。

今朝はタコとイカが手に入ったので、これでパスタを作ることにした。タコとイカは皮をとって一口大に切る(タコは大根がないので麺棒で少したたいておくと柔らかくなる)。深めのフライパンにニンニクを4カケ、オリーブオイルをたっぷりカップ半分入れて炒める。そこにイカとタコを入れて強火で炒め、白ワインをカップ1杯弱入れる。

イタリアンパセリ1本、刻んでないものと、ミニトマト4、5個を半分に切ったものを入れて蓋をし、2時間弱火で炒める。白ワインで長時間煮るとイカとタコが柔らかくなる。

柔らかくなったら蓋をあけ、水分が多いようだったら強火にして水分を飛ばす。パスタ(スパゲッティでもよいし、リングイネならなおよい)が茹であがったらイカとタコのフライパンに移してよく混ぜ、イタリアンパセリの刻んだものをたっぷり入れて食べる。

お好みでペペロンチーノを一緒に炒めたり、トマトを入れないで白ワインだけにしたりといろいろ変えてみてよい。塩は、前に書いたアサリのスパゲッティもそうだが、入れないでまったく問題なく食べられる。パスタを茹でるときに入れるだけにしないと、かえって塩っからくなってしまう。魚介に十分に旨味があり、塩はそれをじゃましてしまう。そして魚介のパスタはこの旨味のおかげか、小麦のパスタを微妙に甘く思わせる働きがあり、余計にパスタがおいしいと感じるのだ。

魚と醤油の組み合せというのが最高の組み合せのように、ニンニクとオリーブオイルと魚介というのもまた、すばらしくおいしい組み合せだなあとつくづく思う。

今日子


   

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