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Kyoko's Diary
 
ズッキーニのリゾット
2004年5月9日(日) 

お昼にズッキーニのリゾットを作った。リゾットはだいたいどれも基本は同じで、最初にタマネギのみじん切りをゆっくりオリーブオイルで炒める(バターで炒めると書いてある本もあるが、こうするとしつこい感じになるので、私はオリーブオイルを使う)。30分ほど弱火で炒めると甘みがでてよい。

そしてタマネギがやわらかくなったらオレガノやタイム、マジョラムなどお好きな香草を入れる。

米を洗わないままいれてかき混ぜ、白ワインをコップ1杯注ぐ。次にズッキーニ5、6本を一口大に切ったものを入れてさらに炒める。

あとは用意しておいたブロード(野菜か肉でとったスープ。ブイヨンを使うのは便利だが、市販の固形ブイヨンはお湯に溶かした後、その鍋を洗うとなぜか油分がべったり鍋にこびりついている。一体なんの化学調味料かと驚いてしまう)をお玉で入れ、絶えず木べらで鍋をゆっくり混ぜていくことが大切だ。

次にズッキーニを一口大に切った物をたっぷり入れ、ブロードを足しながら絶えずかき混ぜる。最後にパルメザンチーズとバターをひとかけ入れて混ぜたら出来上がり。火を止めたあと2、3分休ませるとよい。この時に入れるバターは余熱でとけるせいか、あとでしつこく感じない。

リゾットというと、お米だし柔らかいところが日本の「おじや」を思い出すので、イタリア料理が続いた時に食べるとホッとし、親しみを感じる。しかしリゾットはタマネギを炒めるので消化に悪いといい、病人や胃腸の悪い人向きの食べ物ではないと言う。

そういう人は米を茹でたものにオリーブオイルやパルメザンチーズをふって食べるのだが、米は日本のお粥のようにどろっとしていなく、パラパラしてアルデンテなのだ。

私はやはり調子の悪い時にはパラパラアルデンテはかんべんしてほしいと思ってしまうものだが。

今日子


   

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