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Kyoko's Diary
 
オリーブパン
2004年4月18日(日) 

オリーブの実とオリーブオイルをたくさん入れたパンを焼いてみた。オリーブオイルをバターの代わりにたくさん入れるのだが、後味がさっぱりしていて、それでいて濃厚なオリーブの香りが楽しめるパンである。

作り方は、強力粉1キロにビール酵母20g、オリーブオイルカップ2杯以上、オリーブの実200g、塩、ぬるま湯カップ約3杯(分量はあくまでも目安で、様子を見て自分で決めるのが一番だ)。

こつは、オリーブオイルとオリーブの実を最初に全部入れると重くて発酵しにくいので、最初にオリーブオイルを分量の半分入れ、一次発酵に3時間ほどかけて膨らんだ後、もう一度残ったオリーブオイルを入れてよく混ぜる。

そしてもう一度2時間発酵させ、次にオリーブの実の種を抜いて半分に切った物を入れて混ぜ合わせる。

その後もう一度2時間発酵させる。発酵は長い時間をかけてなるべく少量の酵母でおこなう。十分に発酵したら家庭用オーブンで250度に熱しておいた中に、高さ10センチ程度のパン生地を直接オイルを塗った鉄板に置き、さらに生地にもたっぷりオイルを塗って30分程度焼く。あまり高さがあると、焼きが甘くなってよくないので、家庭用オーブンではこれで十分だと思う。

前にも書いたが、イタリア人はパンのフワフワの部分より周りの固いところを好んで食べるので、まわりがバリッと固く焼けるとなお良い。

焼き上がったパンは、オリーブオイルがたくさん入っているので、しっとりとしてオリーブオイル独特の甘みと香りがでていて本当においしい。そこにオリーブの実の塩味がときどき口に入ってとてもよいアクセントになっている。全体にオリーブの香りがひとまとまりになっていて、おすすめのパンだ。もちろん、オリーブオイルは質の良いものを使わないとこの香りはでない。大きなパンにしなくても、小さいサイズのパンにしてたくさん焼いてもよいだろう。

今日子


   

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