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Kyoko's Diary
 
オリーブのペースト
2004年4月14日(水) 

オリーブの実を塩漬けにしたものが余っていたので、ペーストにすることにした。種を1つ1つ取り除き、レモン汁、ニンニク1かけをミキサーにかける。できたらボールにうつし、オリーブオイルをたっぷり入れてできあがりだ。そのままだと渋みが残るので、そこにオリーブオイルを入れると滑らかで味も丸くなる。

このペーストはブルスケッタの上に塗ったり、スパゲッティに絡めて食べてもすごくおいしい。スパゲッティは茹でたものにゆで汁少々と一緒にあえると、オリーブの苦みと香りとオリーブオイルのほのかな甘みが口の中に広がって、シンプルな小麦粉の味にとてもよくあう。

(このゆで汁を少々入れるのは、パスタを作る時にとても重要になる。こうすることでソースが濃すぎる場合、塩分と共に調節できるのだ。ほんの少しの差で食べた時の味や舌触りが変わる。これは本当に感覚の問題で、何cc入れれば良いと決まっている訳ではなく、自分の五感で決める。入れすぎたり、全部和えてしまった後で入れるとパスタがさらにゆだってしまいおいしくなくなる。もちろん、ソースが水っぽい場合や、カルボナーラなどでやると卵が水っぽくなっておいしくないので気をつけなければならない)

他にパスタ用トマトソースの中にスプーン一杯入れてもよい。ただのトマトソースから複雑なソースに変わり、まさに地中海の味になる。肉料理に使っても良いし、サラダのドレッシングの代わりにオリーブオイルとペーストを混ぜて使っても良い。このように、オリーブの実はそのまま食べる以外にいろいろな食べ方がある。

しかしメインで食べるというより、パスタ、肉、魚にも、アンティパストにも、少し入れるだけでいろいろな演出効果がでるすばらしい脇役と考えてもらえればいいと思う。ペーストでなくオリーブの実でも同じことで、いろいろな料理に試してみることをおすすめする。

今日子


   

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