今日は遊びに来てもらった日本人の友人に豆腐を作ってもらった。
大豆とにがりは日本から送ってもらったものがあるので、これを使って作ってみたが、とてもおいしくできた。当然おからもできるので、炒ってからダシで味付けして食べたら懐かしくて感激してしまった。
ローマには有名な豆腐を作っているかなり年配の日本人のおばあちゃんがいる。今はイタリア人の手伝いの方がほとんど作っているそうだが、日本の大量生産のスーパーの豆腐よりずっとおいしい。
ローマの日本人学校やアジア食品店などに卸しており、直接電話して予約しても買えるようになっている。豆腐はイタリアでは大豆チーズと呼ばれ、健康食品店でもイタリア産のものが売られている。しかしこれは普通の日本の豆腐とはずいぶん異なり、硬くて味がしなくて変な食べ物だ。
あとは中華料理屋さんで直接手に入れることもできるが、日本人としてはやはり日本の豆腐の方がうれしい。
豆乳も牛乳アレルギーの子供用にたくさん売られている。しかしこれにはバニラかアーモンドの匂いがついていて、あまりおいしくない。
大豆ソースというのはしょうゆの呼び名で、しょうゆをしらないイタリア人に大豆ソースと言うと、なぜ豆がソースになるのかさっぱりわからないようだ。大豆は日本で様々な形で食べるが、イタリアでは豆以外の何物でもないようだ。
今日子 |