豆は白インゲン、乾燥ソラマメなどをよく食べる。たくさん煮ておいてペーストにしたりする。
ペーストは豆を塩で煮てミキサーにかけるだけ(生の玉ねぎを一緒にミキサーにかけてもよい)。イタリアンパセリもみじん切りにして混ぜる。できたらパンを切ってペーストをのせ、暖炉の炭火で焼く。そう、豆のペーストのブルスケッタだ。
焼けたら”新オイル”をタラリと多めにかけてそのままかぶりつく。オリーブオイルと豆はなんて相性がいいのだろう。豆の甘味とオリーブオイルの緑の香りがまざってなんともおいしい。油なのに豆をすっきり食べさせる。
パンもこんがり焼けて、薪の香りがうつってさらに香ばしく焼ける。暑い夏にはトマトのブルスケッタもさっぱりしておいしいが、寒い冬には栄養のある豆と濃厚で香りたかいオイルのブルスケッタもとてもいい。
話しは変わるが、最近パルマラットの破産などで首相ベルルスコーニは忙しいはずなのに、20日間姿を見せなかった。何をしているのかと思ったら、サルデニャ島の豪華別荘で顔のしわとり手術をしていたそう。他にダイエットもしてきれいに見せる努力も。
6月の選挙にあわせてだそうだ。さらに誰もそれを責めないから不思議だ。ベルルスコーニ首相は本気で自分の髪の毛が少ないことを気に病んでいて、雑誌の写真の髪をずいぶん多めに偽造している(すごく不自然)。
背が低いことが一番のコンプレックスで、彼の靴は見た目は普通だが、中に2、3cm背を高く見せる工夫がしてある。議員と写真を撮るときに2、3度爪先立ちしていたこともあるという。もし日本で小泉首相がこんなことをしていたらと想像してほしい。
ベルルスコーニ首相は、ローマ建国のストーリーで有名な狼に育てられた兄弟ロモロとレモのことを、公式の場でロモロと”レモロ”と言って大失笑をかったこともある。こんな人が首相で本当に大丈夫なのか。しかしベルルスコーニ首相はおばさんに人気があるんだよね・・・。
今日子 |