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ウンブリア便り 〜 Kyoko's Diary
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Kyoko's Diary
 
サルシッチャ
2003年11月2日(日) 

今日も嵐のような日だった。そろそろ2週間このような天気が続いている。これが終わって来週後半くらいからいよいよオリーブの収穫が始まる。

天気の悪い時は1日中暖炉の前で温まることにしている。夜になると炭がたくさんできてくるので、サルシッチャと呼ばれるイタリアのソーセージとフォカッチャを焼く。

イタリアのソーセージは粗びきソーセージで、塩、コショウがバッチリきいている。中身はなんと豚のヒレ肉を使っているのだ。どうもいつも肉屋でヒレ肉を買おうとして見当たらないので聞いてみたら、注文しないとないと言う。

ほかにもヒレ肉はひき肉にしているところも多く、あまり味がしなくて脂肪分が少ないので団子にしてしまうらしい。

なるほど、そう考えると、豚のモモ肉というのも売っていない。ほとんど生ハムにしてしまうので、焼いて食べることは贅沢なことなのだそうだ。

ヒレ肉のほかに、精製したあとの、骨についた肉、脂身などを塩こしょうして挽肉にする。そして皮の部分は、なんと魚の腸を使うそうだ。これは普通に売っているもので、乾燥のものを水でふやかし、赤ワインできれいに洗って、用意しておいた挽肉を詰め、約10cmずつ縛っていく。

出来たものを炭火で1時間近くゆっくり焼く。ピザの生地もアルミホイルにくるんで炭の下に入れて焼く(焼き芋を焼くときと同じ)。香ばしいサルシッチャとバリッと焼けたフォカッチャをサンドイッチにして食べるのだ。料理をしているという感覚とちょっと違って料理に飽きた時などいいものだ。

今日子


   

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