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Kyoko's Diary
 
カルボナーラ
2003年10月12日(日) 

カルボナーラはローマ料理である。卵とベーコンのスパゲッティだ。しかしよく日本のレストランで見かけるのは生クリームが入っているカルボナーラで、これはフランス料理風といったところか。

私の作るカルボナーラはローマで生まれ育った夫のレシピである。卵が煮えないようにするのが難しいと言うが、そうでもないのでぜひ試していただきたい。

まずフライパンに玉ねぎ1個のみじん切りをオリーブオイル、白ワインで30分以上弱火で炒める。そこにベーコン(もちろん厚切りのおいしいベーコンがあるとなお良い)を角ぎりにして入れ、じわじわと炒める。焦がさないよう少し炒めればよい。

ボールに卵3つを入れ、パルメザンチーズ半カップ、塩、黒コショウ、イタリアンパセリのみじん切りをいれてよく混ぜておく。

スパゲッティ350g(3〜4人分)がゆであがったらザルに揚げて、すぐ用意しておいた卵の中に入れ、炒めておいたベーコンも一緒にいれてよく混ぜる。

その後火にかける必要はない。大事なのは卵とパスタの分量である。卵が少なすぎるとパスタの余熱ですぐに固まってしまい、多すぎるとパスタが冷えて卵だらけでおいしくない。

このレシピだと卵の匂いが強烈なことに気がつく。食べ終わった後の食器がすごい匂いがするのだ。生クリーム入りのカルボナーラに慣れている方にはきっと卵がずっしりしつこく感じるだろうが、イタリアンパセリが入っていると幾分さわやかに感じる。そのくらいドシンと重い一皿なのだ。

今日子


   

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