日本人はたんぱく質を48%卵から摂取しているという。かなりの量だ。イタリアに来て思ったのだが、イタリア人はあまり卵をたくさん食べないようにしている。週に2、3個というところか。
みんなコレステロールを気にしているのである。たんぱく質は、卵、肉、魚のほかにチーズで補っている。
チーズは脂肪分の多いものからリコッタチーズのように脂肪分が少ないものまで、数え切れないほどいろいろな種類がある。その中でもだいたいどこの家庭にもあるのがパルメザンチーズだろうか。
パルメザンチーズは赤ちゃんの頃から野菜スープにかけて食べるもので、栄養価は抜群である。
イタリア人とフランス人は皆それぞれ自分の国のチーズが一番と思っているが、友人のフランス人はパルメザンチーズは石鹸のような味がする、と言っていたので驚いた。世界中で好まれているチーズに対してなんてことを言うのだろうと思った。
私の夫に言わせると、フランスのチーズは数は多いがどれも似たり寄ったり、だそう。しかし先日その友人が、イタリアのチーズはどれも似ていて区別がつかないわ、と言っていたので吹きだしてしまった。 |